このレビューはネタバレを含みます
同性愛は罪だ、と叩き込まれて育ったら差別しない自信があるか?
エイズが不治の病で、同性愛者のせいでできたウイルスで、いつどうやって感染するかわからなかったら、同性愛者を恨むか?
これをずーっと考えながら見てた。
「直接誹謗中傷しなくても避けちゃうかもなぁ」
「でも別に私いつ死んでもいいしなぁ」
「私には関係ない、お好きにどうぞ、のタイプかもなぁ」
「でも大切な人が感染させられたらブチ切れるかも?」
「いや、ネットがなくても本とか読んで、差別はおかしい、と思っていたかもしれない」
「そもそも自分が人を好きになるように他人も人を好きになるわけで、それを禁じられたり避難されたりしたらどれだけ辛いことか」
「てことはむしろやっぱり大事な人が感染させられたらブチ切れるか?」
今はそういう時代じゃなくなってきたけど、同性愛に限らず差別は色々あるわけだから、この映画で考えたことを糧にして、向き合ったり向き合わなかったりしていこう。
ジョーが結構あっさりとアンドリューに協力してたw弁護に至るまでもうちょっと葛藤があるのかと思った。
途中までデンゼルワシントンの方が活躍してたから「あれ?主演男優賞ってトムハンクスだよね?あれれ?」と思ってたら、オペラのシーンが凄かった。いろんな演技ができるんだなぁ。
坊主に髭のラッパーみたいなトムハンクスかっこいい。
モナリザ笑ったwあんなパーティどうやって開くんだ。あのシーンもう一回見たい。