「怒れる牡牛」文字通り、怒りすぎ…ボクシング以外で他人を叩きすぎ…もう、やめてくれww
プロボクサー、ジェイク・ラモッタの自伝を映画化。実力もあるラモッタ(ロバート・デ・ニーロ)だったが、インチキくせえ判定でチャンプになれずにいた。そんなとき15歳のビッキーに一目惚れからの強奪。時代が時代とは言え、15歳って…おいおい…おいおい…まったく応援できなくなったじゃないか。
この映画、見どころはデ・ニーロ・アプローチと言われる役者魂。減量に増量。これはたしかにすごい。ただ、それだけで、あとはハラスメント男の嫉妬男。嫉妬に狂ったラモッタは、いやはや強い。そりゃあ、弟のジョーイ(ジョー・ペシ)も離れていくわ…っても、この弟もまた、なかなかやれやれな感じで、なかなか観ていてつらくなる。オープニングのかっこよさは何処へやら。弟の嫁さんの前で、ビッキーを押し倒すとことか勘弁してくれって感じ。
ただ、たまに垣間見せるデ・ニーロのニマーッとした笑いだけは救い。あの顔好きなんだよな。