ねむ

嫌われ松子の一生のねむのレビュー・感想・評価

嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)
4.0
この映画、観ながら号泣しすぎて一緒に観ていた人をドン引きさせた思い出が…。

幼い頃に、欲しいひとから貰うことの出来なかった愛情と、自分が気づいていなかった注がれ続けた愛情とがない交ぜになって覆い被さってくるような、花の嵐みたいな作品だった。

先日読んだ詩集の言葉をまざまざと思い出す。
愛は残酷じゃない 私たちが残酷
愛はゲームじゃない 私たちが愛から ゲームを作り出した

愛という言葉があまりに氾濫して惑わされやすいけれど、それは変わることなくいつもそこにある。
でも静電気や磁石みたいに色んなものを引き寄せるから、くっついてきたゴミみたいなものを見ても愛を誤解してしまう。
やっと垣間見えた核に心が決壊した。
誰かわかって~~😂💔
ねむ

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