ねむ

私ときどきレッサーパンダのねむのレビュー・感想・評価

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
4.0
なんて言えばいいんだろ。
結論、観てよかった…!!!happyyy!!!!
想像してたよりとても良かった。
なんて愛くるしいキャラクター達。
コミカルなシーンで共感するテンションが何度かあった笑

この4人の女の子達が自分の心の中に現れたり消えたりしてる。自分の中にちょっとずつ存在するんだよな…!これ…!!

『人には色んな側面があってとても複雑な面も抱えてる』
『大事なのは受け入れて共に生きること』

これまで気になりつつ後回しにしてた作品だけど、まさかクライマックスで涙ぐむとは思わなかった。
何か夢中になった経験があるとか
今何かをとっても大好きで、でも家族の(特に母親の)期待に応えて生きることが出来てないと思ってる自分が好きじゃない人は、この映画を観て何を感じるのかな。
誰かの理想に縛られたくない、でも期待に応えられると嬉しい、時々自分らしくいたい。この葛藤。

自分より誰かを優先させることがいつの間にか当たり前になっていた時、自分らしさがわからなくなる瞬間や時期があるんだよな…。呼吸するみたいに我慢する。

みんな誰にも見せてないめちゃくちゃな部分があるよね。
自分が1番それを見ないようにして、でも多分1番知ってる。
感情って、時々爆発するでしょう?と自問する。それが良いとか良くないとかより、そういうものです。
ねむ

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