何気にアナキンじゃないヘイデン・クリステンセンを見たのはこの作品が初。
スティーブン・グラスという実在する伝説的な捏造記者を題材とした作品。
すごく面白かった……。平均評価が低い意味がわからない。
42記事の内27記事が捏造だったのにも関わらず、誰1人として今まで気付かなかったのがマジでやばい。しかも実話っていう……
徐々にボロを出していき狼狽する演技はかなり秀逸で、視聴者の大半が「こいつまだ嘘つくのかよww」と思った事だろう。重度の虚言癖の持ち主。
スティーブン、そして彼を信頼している職員達と新編集長のチャックの対立が鮮明に描かれるが、客観的に見てどう考えてもチャックが正しい。
冒頭の社長とチャックの通話や捏造調査の過程で一個人より会社を守ろうとしたチャックは、管理職の姿勢としてとても模範的。管理職の鑑。
それ程皆スティーブンに騙されてたというわけですね
思うんだがスティーブンは記者じゃなくてシナリオライターをやった方が良かったんじゃ……
ラストの彼の理想(幻覚)と現実のギャップがとても悲しい
ちなみにスティーブン・グラス本人は今ものうのうと本を執筆中です( )
