四木

まほろ駅前多田便利軒の四木のレビュー・感想・評価

まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)
3.8
原作が好きです。「映画もあるのか〜!」とびっくりして、観てみました。

長髪で髭面のおにいさん2人が並んでいると、なかなか迫力があります。
そんなふたりに塾の送り迎えを頼んだお母さま、なかなか勇気がありますね。彼が言うように……本当に、全然興味がないのでしょうか……?
そのエピソードで出てきたことばが、グサグサ胸に刺さりました。


(以下、観ながら綴った感想)


町田駅?

やや動画が古いですね……。

かわいい、わんこ。

手をかけているのもかわいいです。お利口さんですねえ。

出た、岡おじいちゃん。

行天さん、改めて聞くとびっくりする音。

チワワって目が大きくてかわいいです。

本当は一緒に住みたいだろうに……。大人にならざるを得ない子どもは、切ないです。

チワワは希望ってことば、いいですね。

“最近 俺たち 会話少なくない?”
カップルみたいな会話……。

がんばって悪ぶっているのはかわいいです。イラッとしますけれど。

ぽけーっと突っ立っている成人男性2人の図、じわじわきます。

この最後のシーンだけ、なんとなく知っています。

5,000円は子どもには大金でも、大人には大したことがない金額ですね……。良いように使われてしまっているのはかわいそうです。

子どもを使うのがうまい人……。悲しくなります。

死をバッドエンドだと捉えるのですねえ……。


いくら期待しても

お前の親が

おまえの望む形で
愛してくれることはないと思う

そうでしょうね……。悲しいですけれど。
彼らが「愛」だと考えているものは、自分にとっての愛情ではないです。不要なものです、負担です……。


だけど

誰かを愛することはできる

自分には与えられなかったものを

お前は新しく誰かに
与えることができるんだ

苦しいほど、愛しています。家族以外を。
そして、新しいわたしの家族を作ります。

最初の包丁はそういう意味だったのですか……。

“こっちだよ”
『千と千尋の神隠し』みたい。呼んでどうする! って言いたくなるリンさんの気持ちがわかります。まさにいま、そう思いました。

どうして行き止まりのところに行くのですか!

入院費払えるくらいには、貯金があるのですか。よかったです。

怒るシーンこわいです……。怒鳴らないで……。

おぉ……噛んでもこのシーンを使うのって素晴らしいです。リアルです。気持ちが溢れていて。

許し許されたいし、一方で忘れたい気持ちもある状況……わたしも経験したことがあります。

デジャヴ……。同じ年末の過ごし方ですね。

長めの沈黙は……眠くなります……。寝不足なのもあって……。


2023/09/16 Netflixにて。
四木

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