majizi

泳ぐひとのmajiziのレビュー・感想・評価

泳ぐひと(1968年製作の映画)
3.5
変なおっさんの話。

いきなり友人の家(豪邸)のプールに飛び込んで泳ぎだし、友人もそれに気づいて「やあ!」と、和気藹々に歓談。
そんなんありなの?
どういうこと…

山の手にあるお屋敷なので、高台のプールサイドから下を眺めて

「友人の家のプールをはしごして自分の家まで帰るわ!」

と、よくわからない思いつきで行動する。

最初から最後までずっと海パン姿で走る
バート・ランカスターが、とにかく笑えるんだけど、友人たちの態度もだんだんおかしくなってくる…

ていうか途中からおっさんも相当おかしい。若い女の子口説き出すしキモい。

まだまだ俺はイケてる、こんなもんじゃないみたいな現実を受け入れられない典型的な人間。二言目にはすぐ小切手切ろうとするし!


終盤の公営プールに入ろうとす場面、手ぶらだから入場料の50セントすら渋って頼み込んでなんとか入ろうとする。

シャワーせんかいってめっちゃ怒られてるし、死ぬほど混んでるプールで泳ぐ意味!

変な作品だけど先が読めなくて面白かった。

クリスマス全然関係無く、さらに季節感も無い作品です🙄
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