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孔雀の園
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『孔雀の園』に投稿された感想・評価

3.0
兜町の証券会社で働く木暮実千代が先代社長の未亡人とともに会社乗っ取りの陰謀を粉砕せんと奮闘する様を描いたドラマで、戦後社会に進出してきた女性たちにフィーチャーした内容に仕上がっている。

木暮実千代は女優の傍らで化粧品会社の経営にも長年携わっているという現実でもキャリアウーマンのような人生を歩んでいるので本作の女性像にまさしくぴったり、ビジネスマナーや対応も演じている感覚が無くて自然にこなしている。また未亡人を演じるのは戦前から活躍する大女優入江たか子で、公卿華族という高貴な家柄の出自らしい上品な雰囲気が本作の役柄に似合っていてこの二人のキャラクターが映画に説得力をもたらしていると言っても過言ではない。

島耕二監督が得意とするモダンで洒落た演出も冴えていて、株を巡るドラマに適度なユーモアを与えて見易くなっている。またテンポの良さもなかなかで、二時間ドラマのような中身を70分に収めることに成功している。

肝心の内容は特に新味もなくテンプレなストーリーとなっているのでさして面白さは感じられないが、主役の魅力とサクサクドラマを進行していく演出によりそれなりに楽しめる。ラストを締めくくる雪が降る街並みの美しさもグッド。

まだ中堅どころのはずなのにこの頃から大物役が似合っている柳永二郎の悪役ぶりも見所、入江たか子を着物の帯を脱がしながらのネチネチと口説く姿がとてもいやらしくて最高。
3.0
〖1950年代映画:人間ドラマ:小説実写映画化:児井プロ〗
1951年製作で、丹羽文雄の小説「東京の薔薇」を実写映画化の人間ドラマらしい⁉️

2025年479本目
シネマヴェーラ渋谷で鑑賞。

「その場所に女ありて」から遡る事10年、戦後間もない兜町の証券会社で、男社会と戦うB・Gの仕事と恋を軽妙洒脱に描くウェルメイドな一本。
「雪夫人絵図」とはうってかわって気丈な「戦後女性」を演じる木暮実千代の、凛とした佇まいが美しい。
地味で重くなりそうな話を軽いユーモアと適度なサスペンス(何故かカーチェイスがある!)、そしてハリウッド50’Sを感じさせるロマンを漂わせ、70分の小品を贅沢に見せる。
箱根の朝霧と木暮実千代はもうワンセットな感じね。