ノブゴロウ

最後の猿の惑星のノブゴロウのネタバレレビュー・内容・結末

最後の猿の惑星(1973年製作の映画)
2.4

このレビューはネタバレを含みます

物語は2670年から始まり語り部が過去(2003年)の話をする形式でシーザーの物語が始まる
その主軸のストーリーは前作『猿の惑星・征服』より12年後のお話でシーザー率いる猿軍団の人間への反乱は核戦争まで発展してしまい都市部は崩壊し地球の支配者は人間から猿に移行し猿たちは集落を築き人間は猿の召使いとして共存していたという内容

前作同様…いや、それ以上に猿の進化の早過ぎて今回は10年そこそこで喋れるようになるというのが納得出来ない
…が、そこを気にしてしまうと話は入って来ないし何より作品が楽しめなくなるのでそこはもう「猿は人間の近くにいて訓練すれば人間並みの仕事は覚えるし、喋る猿が1匹現れればみんな喋れるようになるモノ!」と受け入れた方が良さそう

【ネタバレ】
この作品は旧5部作の最後となる作品だが3~5部は1作目の前日譚でこの作品で1作目へと繋がっていくと思っていたが途中に伏線で「未来は変えられる」的な会話があったりし最後は人間と共存していくというパラレルワールド的な落ちで個人的には悪くはない落ちだが最後のシーザーの像が涙を流すのはちょっと意味がわからない

旧5部作を通して観ると全体的に面白く、この得た知識(“ノー”という台詞に込められた意味など)でリブート版を観たら更に楽しめると思う
観て良かった