運よく最寄りの店に置いてあったので、レンタル鑑賞してみました。
戦時下でのナチス、終戦後の魔女狩りなどが醸す薄暗い雰囲気の中でスパイとして生きるヒロインを見ていると、孤独感まじりの緊張感で、寒々としてきます。
醜悪な部分はしっかり醜悪だし、虐殺、拷問、裏切りで彩られた映画を、なかなか気持ちよくは見られなかったです。
とはいえ、最後までサスペンス的興味を持続させてあったりと、娯楽性が抑えてあるということはなく、きっちり全て見ることができるように作ってあるなと。
何回も気軽に見られる感じではないですが、見て良かったと思える映画でした。
