まずテクニカラーに驚き!
1937年というと第二次世界大戦以前の昭和12年なので、如何にアメリカ文化が先進的だったかが窺える。
主演のジャネット・ゲイナーは第1回アカデミー賞主演女優賞のオスカー女優、3作同時ノミネートは未だ記録だとか、今作でも聞かれる彼女のチャーミングな声でサイレントからトーキーになっても生き残れたようだ。
本編はエスターが親の反対を振り切り女優を目指しハリウッドへ挑戦するところから描かれる、レティばあちゃんの強烈な後押しも今作のみ。
エスター・ブロジェットの姓がネイティブ発音では “ブラジャー” に聞こえることから芸名ヴィッキー・レスターを付けるシーンが笑える、プロフィールの創作もあんな感じだったなかな(笑)
ノーマンとエスターの純愛物語、ラストシーンの復帰作会場でのコメントにグッと来た。
監督 ウィリアム・A・ウェルマン
キャスト
ジャネット・ゲイナー
フレドリック・マーチ
アドルフ・マンジュー
メイ・ロブソン
アンディ・ディヴァイン
ライオネル・スタンダー
オーウェン・ムーア
ペギー・ウッド
エドガー・ケネディ
J・C・ニュージェント