スタア誕生の作品情報・感想・評価・動画配信

「スタア誕生」に投稿された感想・評価

tsumumiki

tsumumikiの感想・評価

3.7
ずっと観たかった一番最初のスタア誕生。大筋がわかっている為か、ストーリーはテンポ良過ぎるぐらいの感覚で進んでいった。この作品は女優よりもフレデリック・マーチが演じたノーマンの方が迫力と味があり、印象的だった。夢のスタートはチャイニーズシアター、そして最後もチャイニーズシアターのシーンで幕を閉じ、華やかなハリウッドを象徴しているかのようだった。
一番最初のスタア誕生!!!
女優を夢見て田舎からハリウッドに来たヴィッキー
だが同じように考えている人は星の数ほどいて、エキストラの登録すら出来ず。
同じ宿に住むアシスタントの友人からパーティーのウェイトレスに勧誘される。
そこで知り合ったノーマンメインに見出され彼の紹介でスターダムへと駆け上がる一方、彼は落ちていく。
ノーマンのおかげでスタアになれた一方、裏方に徹する彼に負い目を感じルヴィッキー…
最初の方から酒乱の気があったし、ストーリーを知ってしまっていたからあぁ…あぁ…ってなってしまったけど
この状況を回避する術があんまり無いのよね…
ノーマンはヴィッキーを妬んだりしてない辺り、根は悪い人ではないし。
彼女のキャリアの邪魔にならない為…とはいえあまりにも美しい引き際
いつでも背中を押してくれるおばあちゃん…
ゆみこ

ゆみこの感想・評価

3.5
起承転結がはっきりとしていて、展開に無駄がない。
カラーということもあり、古臭さを感じずに楽しむことができた。


リメイク版は2018年のものしか観ていないが、大まかな展開は同じだった。
2018年のものには出てこなかった祖母の存在の大きさが、この作品の中で役割を果たしていた。
祖母の言葉一つ一つに重みがある。

他のリメイクのものも観てみたい。
藤見緑

藤見緑の感想・評価

4.8
スタアをふみこえてこそのスタアなのよ! 『イヴの総て』のような敗者への憐れみと割り切りではなく、とにかく西部劇魂で「勝つものが勝つ」ウェルマン。

田舎出の素朴なハリウッド夢見る女の顔が大活躍アル中男優の陰で半分隠されるラブシーンから、夕陽に溶けたその男優(失脚しアル中になった)を乗り越えて照明に耐えるオスカー女優へ。生き残ったものが生き残り、夢を勝ち取っていく過程を、脚本的にはスピルバーグのようでありながらとにかくドライにドライに描いていく。傑作、大好き
アル中の男が療養所を出て断酒に失敗し、自分が女のキャリアの邪魔になっていることを自覚する……というところまではまあいいんだけど、そこから自殺を思い立ってから実行するくだりを撮るときの温度のなさにウェルマン印を感じる。銀幕のメタファーであろう嘘みたいに綺麗な夕暮れの海へ飲まれていくあっけない死。男のウォークオブフェイムを乗り越えてのスタア誕生!!も完全にノリがホラーだった。なんでこんな怖い映画撮っちゃったの。
小川

小川の感想・評価

4.5
泣いた泣 超有名俳優のおかげで成り上がっていく田舎娘と反面、落ちぶれていく彼の話。
上旬

上旬の感想・評価

4.8
【第10回アカデミー賞 原案賞受賞】
『民衆の敵』『牛泥棒』などのウィリアム・A・ウェルマン監督がジョージ・キューカー監督『栄光のハリウッド』を下敷きに製作した作品。『第七天国』などのジャネット・ゲイナーと『我等の生涯の最良の年』などのフレドリック・マーチ主演。

これはレディー・ガガ版の『アリー スター誕生』と同じくらい好きかも。

前半はスクリューボール・コメディのようにユーモアたっぷりなラブコメ的に楽しめるのだが、エスターがスターになってからのノーマンを演じるフレドリック・マーチが凄い!授賞式での完全にイっちゃってる目、復帰のチャンスをくれようとしたナイルズに強がる痛々しさ、エスターを抱きしめつつ夕日を眺め死を覚悟するあの表情…!観ていて辛く悲しかった。

二人の不器用な愛の世界を見事に体現する主演二人の演技が素晴らしいし、脚本や演出も実に効果的。最後のおばあちゃんの下りは余計だった気がするけど。

でも前半は大いに笑いつつ、中盤からは涙が止まらなかった。結末が分かっているからこそ切なくて苦しくてたまらなかった。
ハリウッドを夢見て、田舎から出てきた少女がチャンスを掴み、大物スターと結ばれてスターダムを上がる様子と、彼女と結ばれるも人気が落ち目となり、スターダムを転げ落ちていく大物俳優というハリウッドの光と闇を描いている。民衆や周りの人間のノーマンに対する薄情な態度が結果的に大人気スターのヴィッキーを苦しめているというのに気づいていないという愚かさもこの作品からは読み取れる。
のっち

のっちの感想・評価

4.0
ハリウッドの光と影

田舎からでた女優志望のヴィッキー・レスターがスター俳優ノーマン・メインに見出され、スタアになり二人は夫婦になりますが…

舞台は暗い田舎町から明るいフラッシュの輝く映画界へ。まさにスタア誕生の話なのですが、スタアという光の影には観客の容赦ない飽きや身近な人の手のひら返しという影もあります。ヴィッキーがスタアになる一方で、ノーマンがスタアから落ちていく対比でストーリーは進みます。それでも二人がお互いを思う気持ちが変わらないのが本当に美しい。ノーマンが夕陽を見て相手を思うシーンなんて泣くしかありません。

以下メモ
・田舎町のシーンはほとんど影。祖母に話を聞くシーンは窓から一筋の光。
・家の前でノーマンと話すシーンでは、ヴィッキーの顔の半分が影で半分が明かり。
・ビリーは最後まで悪者。だからこそヴィッキーの優しさが際立つ。
・お婆ちゃんは最初から最後までカッコ良すぎる。
37年の映画でカラー
かなり美しい映像
意図的かどうかは分からないが
影の使い方が良かった
ストーリーはいつもの恋愛の
展開かと思えば違った方向へ
進んで行って退屈もなく観れた
スターになるビッキーと
スターから落ちていくノーマンの
比較が繊細で面白かった
スターをスターとしか観てない
周りの人たちの声が酷く
こういう人おるわ〜と思った
3回もリメイクされる面白さ
あったと思います
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