映画『つぐみ』
原作:吉本ばなな
生まれつき身体が弱くて、周囲に甘やかされて育てられた結果、頭のキレる意地悪さで乱暴で口が悪い女の子に育った・少女つぐみ。
だけど、容姿が美しくて、周囲を魅了する、そんな彼女が暮らす(出る事の出来ない)海の側の街での、夏の話。
中学生の時、図書室でこの物語を借りて、掴み所の無い「つぐみ」を手放したくなくなった私の部屋の本棚には、まだ返せてないこの本が立ってある。
その時の気持ちを取り戻そうと思って観たけど、最後まであれがどんな感覚だったのか分からず終わっていった。
自分の中で神格化しちゃったんだ。
牧瀬里穂は「つぐみ」ではない。