こたにななの視る夢

つぐみのこたにななの視る夢のレビュー・感想・評価

つぐみ(1990年製作の映画)
2.9
映画『つぐみ』

原作:吉本ばなな

生まれつき身体が弱くて、周囲に甘やかされて育てられた結果、頭のキレる意地悪さで乱暴で口が悪い女の子に育った・少女つぐみ。

だけど、容姿が美しくて、周囲を魅了する、そんな彼女が暮らす(出る事の出来ない)海の側の街での、夏の話。

中学生の時、図書室でこの物語を借りて、掴み所の無い「つぐみ」を手放したくなくなった私の部屋の本棚には、まだ返せてないこの本が立ってある。

その時の気持ちを取り戻そうと思って観たけど、最後まであれがどんな感覚だったのか分からず終わっていった。

自分の中で神格化しちゃったんだ。

牧瀬里穂は「つぐみ」ではない。