あきらの目つきの悪さと手足の長さを小松菜奈がしっかり体現していたり、
あきらの陸上部での親友が、陸上を実際に中学時代やっていた清野菜名だったり、
店長こと大泉洋の大学時代の文芸部での盟友が、同じくTEAM NACSの戸次さんだったりで、
細かい配役にまで気が使われていて良かった。濱田マリもハマり役。
ただ、原作のノルタルジーのような夏の風景描写に対して、実写の映像が負けていた事が残念だった。
原作者の眉月先生の指名で、主題歌に神聖かまってちゃんの「フロントメモリー」を基にした楽曲が使用されていたり、メンバーの、の子さんとキーボードのmonoくんが、良いシーンでの劇中音楽を担当していて、ファンとしては満足。
スカートの澤部さんや、忘れらんねぇよの柴田さんも音楽を担当している。
総合して、人に勧めれる完成度の実写映画◎
