みーちゅう

ゴジラ対ヘドラのみーちゅうのネタバレレビュー・内容・結末

ゴジラ対ヘドラ(1971年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラシリーズ11作目。
借りたゴジラシリーズ4枚を広げてたら子どもがこれを観たいというので一緒に観たけど、子ども(小2)観て大丈夫だった?(※全部観てから言うな)
FWで観ただけだけど、見た目からして私と合いそうだと思ったら、内容も私好みだった。

主題歌「かえせ!太陽を」からスタートしますが、好きですね~。
♪水銀 コバルト カドミウム のリズムカルな所とか、
サビの「かーえせ!」が耳に残ります。
ヘドラ、進化タイプだった。オタマジャクシっぽいのから爬虫類ぽくなって飛んで、ゴジラよりでかくなると。乾燥に弱いけど水分与えたら復活するとか強すぎない?こう見えて鉱物だから宇宙怪獣なのかね。
工場の煙スーハーが大変そう(中の人が)。アニメのごきげんなヘドラちゃんはとても可愛いんだけど。
麻雀おじさんたちがゴジラがぶん回したヘドラのヘドロの一部が当たって死んじゃうの映るの「うわ…」て、つい声が出ちゃうほど。子ども大丈夫?(2回目)
主題歌ノリノリクラブ。ペイントとか全身タイツとかじっくり見たい。青年は何かドラッグでもやってんの?みんな魚顔になってしまったけど。ネコチャン!!!って心配したけど汚れただけで元気だった。猫には優しいヘドラちゃん。(ただしおっさんは殺す)
飛べるようになってからの硫酸ミストが強すぎる。上飛んだだけで人間が骨になってしまう。気管の弱い私ならすぐ死にそう。
アンチヘドラマスクのアニメからの被害地域がうまい。
泥だらけの赤子!早く助けて!て思ったら照明さんの初孫ってコメンタリーで聞いて吹いたわ(笑) いいのか大事な孫をそんなとこ置いて。泥食べなかった?
ゴジラよりでかくなってからのヘドラちゃんはラメがキラキラで、色もカラフルで可愛い。おててとあんよぽい部分も可愛い。笑って目を細めるのがとてもいい。
この作品の自衛隊はちょっと不憫。送電線でトラブったり、やっと直ったと思ったらショートしちゃったり。酸素落としてヘリまで撃墜されたのに、酸素の無意味っぷり…。結局「やれやれ…」ってゴジラ様が放射熱線吐いてくれたからサンド出来たけど、いなかったら大惨事である。
問題の飛ぶゴジラ、シンゴジからのゴジラ民なので別に違和感無し。尻尾持って飛んでて可愛いし、ヘドラちゃん抱っこして飛んで戻るのも可愛い。
アレンジ違う主題歌が流れながらのモツ抜き。赤じゃなくて良かったね。
帰っていくゴジラも物悲しい感じでした。水爆生まれと公害生まれ。団結して地球滅ぼそうぜ!ってなったら勝てる方法あるだろうか。
もう1匹出た、というオチまで私好み。いいぞ。ヘドラの逆襲やろう。監督亡くなってしまったから誰か受け継いでほしい。

全体的な暗さ、殺しっぷり、見た目のグロ可愛さ。素晴らしい。当時は評価低かったんですね。連続して観ると異色だろうか。

ヘドラちゃん見てこっちもごきげん
(見た目・変形・強さ・アニメの可愛さ・忍者怪獣) +1
主題歌の良さ +0.3
ネコチャン無事 +0.2
キングギドラ(おもちゃ出演) +0.1
初孫は早く回収してあげてください -0.1