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ピアニストのlanouvelleluneのレビュー・感想・評価

ピアニスト(2001年製作の映画)
3.7
ユペール女史が食った。かけらも残さず食った。マジメルも良かったけど、ユペールが数段上にいる。「憑依」では軽すぎる、滲んでるというか溢れそうというか、とにかく考えるだけでは届かないであろう演技。
長回しは一種の正義だと言える。唯一の、ではないが、沢山のものに勝つ。オーストリアとシューベルトが持つ独特の雰囲気が、同じくオーストリア人のハネケによってじんわりと伝えられる。
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