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荒野の用心棒のlanouvelleluneのレビュー・感想・評価

荒野の用心棒(1964年製作の映画)
3.8
"My mistake, four coffins."
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中盤で山脈を駆け抜けるシーン、時間差で二行の動線がクロスするのが良い。
加えて最終盤の足元クローズアップよ。ヴォロンテとイーストウッドの間にカメラがあり、イーストウッドが一歩ずつカメラに近づき、今度はカメラから離れてヴォロンテへ向かって行く —— ラモンに迫る死の足音を象徴する名ショット。
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本作の成功のおかげで第二作では3倍、第二作の成功のおかげで第三作では更に2倍の予算が下りたと。テレビがあったとはいえ、最終的に予算の20倍を回収したということは、国中で旋風のような口伝リレーが起こっていたに違いない。
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イーストウッドのプロポーションが狂っている。ジーンズとブーツが欲しくなってしまった。
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