恥ずかしながら、このシンドラーって人も全く知識なく、どんな映画かも分からず、夫に勧められるままに見てみた。
実話の重み…
あんなにお酒や女性が好きで、お金も好きなドイツ人が、あの狂った時代に、よく人間の心を持つことが出来たなぁと。
シンドラー以外に、ユダヤ人迫害を「普通のこと」と思わないドイツ人がいったい何人いたんだろう。
シンドラーさん、本当にありがとう。
苦しい現実を見せるだけのドキュメンタリーも必要だけど、救いがあり物語性があり、映画として素晴らしかった。
スピルバーグって本当にすごいな。
赤いコートの少女ももちろん印象的だけど、1番印象なのは、掘り起こした死体を焼く山に対して、ピストルを撃ちまくってた人。
あの人は理性をギリギリのところで保ちつつドイツ人としての仕事をしていたんだな。