ある男のyucatのネタバレレビュー・内容・結末

「ある男」ってなるほど！なタイトル。
これ以外の良いタイトルが思いつかない。

映画見たあとに原作も含めた色んな方のレビューを読んで、私の理解がすごく浅かったことを思い知らされたんだけど、そもそも原作を知らないと描かれていない描写もけっこうあったんだな。読んでみよう。
原誠が戸籍交換をしなければならない理由はよく分かるし、全く罪のない彼がその方法で生きやすい道が出来たというのは希望ですらあるけど、老舗旅館の次男谷口が家族に反発するだけで戸籍交換までするのか？という疑問とか。
1度目の戸籍交換をした曽根崎はいったいどうなったのか？とか。

ラストシーン、弁護士の城戸はすでに戸籍交換をしたというレビューもあったけど、私はまだ決定的じゃないような気がしてる。そういう可能性を秘めながら悩んでるんじゃないかと。

俳優陣について
・安藤サクラが好きでこの人のでてる映画は間違いないと思ってるけど、今回は窪田正孝がすごく良かった。死刑囚の父の影を自分の中に感じて、ランニング中に苦しむ様子なんかはすごく沁みた。
・息子役の子、どこかで見たことあると思ったら不適切にもほどがあるのあの子やん！
・妻夫木はほんとにイケメンだな
・真木よう子、もうこんな役はもらえないね
・小籔ファンなので、下手だったらどうしよと思ったけどすごく良かった！
・清野菜名は自分のスタイルをもった演技をするな。すごく華がある。