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7つの贈り物のmaのレビュー・感想・評価

7つの贈り物(2008年製作の映画)
3.1
国税庁の職員だと名乗る男・ベン。彼は見知らぬ7人の男女の名前が書かれたリストを持ち、彼らのもとを訪ねていく。その7人の共通点は、窮地に陥っているが、たやすく他人に救いの手を求めることができない人物だということ。


ネトフリの天才的パーソナライズに驚く。本作のわたしへのマッチ度は68%だった。すこぶる悪くもないが、特段お勧めされてはいない。ネトフリくん目線で言えば、「う〜ん😓まあ保証はできないっすけど、試しで観てみてもいいかもっすね😓」という感じだろう。

物語の最後で点と点が繋がる構成は大好きなので観てみたが、これは確かにわたしの好みではないというか、心に少しも刺さらず、涙はひと粒も出なかった。ネトフリくんが「お疲れっした、やっぱそっすよね😓」と言っているような気がしてくる。

最後のシーンだけは好きだが、ベンの行動に関しては「そうじゃないだろ」「それはやっちゃだめだろ」に尽きる。それで救われる人が何人もいるとしてもだ。

他人から受けた恩であれば次へと手渡していけばいいのだが、そうではないのだから、もっとやるべきことがあると思う。
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