苦手なミュージカルを克服するための挑戦!
今回は
「ヘドウィグ・アンド・アングリー・インチ」
全てを捧げた男に捨てられた女(?)がロック・ストーカーとなるミュージカル。
短絡的なストーリーが喜劇、アメリカを夢見ていたのか、元々トランスジェンダーだったのかは定かではないけど、ベルリンの壁崩壊を見る目から前者だったのでは?
トミーに対する未練が恨みとなって歌に注ぎ込まれているのがパンクで良かった。
“6インチから5インチ消えて残った怒りの1インチ” には爆笑🤣曲もノリが良くて好き。
後半のパンツ一丁での白統一ステージが良かった。
トミーへの未練を断ち切ってブロンド・ウィッグを取って着飾るのはやめて本当の自分として生きて行くという決意のように受け止めた。
音楽はパンク一辺倒という訳ではなくバラードやカントリー調なものもあり、ミュージカルというよりもMVを観ているような感じで楽しめた。
面白かった。
監督 ジョン・キャメロン・ミッチェル
キャスト
ジョン・キャメロン・ミッチェル
ミリアム・ショア
マイケル・ピット
スティーヴン・トラスク
アンドレア・マーティン
セオドア・リスチンスキー
ロブ・キャンベル
マイケル・アラノフ
ベン・メイヤー=グッドマン
アルバータ・ワトソン
ジーン・ピルツ