ジャッキーはアジアの鷹と呼ばれる冒険家で6つ秘宝の1つを手に入れる。
その事を知った邪教の集団に親友の婚約者を誘拐されてしまう。
残りの5つの秘宝を引き換えに開放することを脅迫されてしまう。
邪教の本拠地に侵入したジャッキーはどうなるのか?
宝探しプロ「アジアの鷹」ことジャッキー・チェンが「秘宝」をめぐって邪教集団に誘拐された仲間を救うアクション映画。
ちょっとクールなジャッキーに多少の違和感を感じつつも、ツボは押さえている快作。
ユーゴスラビアでのロケが当時話題になったらしいが、撮影中にジャッキーが頭骸骨骨折という大怪我を負って再起不能とまで騒がれた、まさに命がけの作品。
当時、世界中でヒットした『インディー・ジョーンズ』映画シリーズをヒントにした、世界を股にかけるトレジャーハンター「アジアの鷹シリーズ」として続けるつもりだったのかもしれないが、事故でケチがついてしまった感がある。
少年誌っぽいちょっとエッチな雰囲気はマンガ『シティーハンター』を意識している気もしますね。
おっぱいポヨ~ンで、パンチをすると跳ね返されられるシーンが凄く懐かしかったです。
とりあえずスタッフロールのジャッキーの大怪我が、生々しすぎて唖然とした…。
その分もあって、アクションシーンは凄かった。
やれ「神の秘宝」だの「邪教集団」だの「アジアの鷹」だの、胡散臭さ満点ですが良いんです。
だってジャッキーですもの。
共演は、時のスターのアラン・タム(早見優と共演したこともある歌手)。
『スパルタンX』のヒロイン、ローラ・フォラネル(超美人!)も出演している。
しかしこの映画、結構な見せ場ありますよね。
オープニングから地味~に凄いアクションシーンありますし。
このシーンで頭蓋骨骨折されたんですよね。
ブルッ。
でも教団の存在が意味不明なのがつらい。
何もしなければ街の人たちとも仲良くやっていい人たちなのに、なぜか秘宝のことになると過激派に豹変する。
まぁ映画として話にはB級臭さがあるのですが、愉快痛快のアクションに笑えるコメディです。
世界を渡り歩く冒険家になりたい方、ジャッキーのアクションが見たい方にオススメの映画です。