まるころ

羊たちの沈黙のまるころのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

え、ジョディフォスター小っさ…てなった。序盤のエレベーターに乗り込むシーンで。あと知ってたけど美人だなぁと。クラリスに度々送られる失礼な視線にはイラッとした。時代だといわれればそうなのかもしれないけど。

イラッとしたといえばクラリスが犯人のアジトにうっかり乗り込んじゃって始まった緊迫したシーン。部屋の扉を開けるたびにおぼつかない銃の構えを見せられて、オイオイ危なっかしいなぁなんて思っていちいちイラッとした。けどまだ学生だったね。上手いわ。

犯人が別の何かになりたいって変身願望を持ってるからって珍しい蛾を外国から輸入して育ててるってのは少しやりすぎだと思った。あと被害者の口に蛹を押し込むのも。蛾をモチーフにしたシンボルを遺体のどこかに刻むくらいでよかったんじゃないの?わたしだったらそうする。輸入なんて目立つことするからバレちゃうんだよ。…ってかシンボルを刻んでもバレそうだな。でも遺体損壊もまた芸術作品だと思ってたらやっぱシンボルは必要だしな。でもそこは目的じゃないからやっぱり生物の蛾はやりすぎだしいらないよな。

そしてアンソニーホプキンス!!全然瞬きしないのな!知的で品もあって穏やかなのに瞬きしないだけでめっちゃ怖かった。

なんか色々勘違いしてた。レクター博士が犯人だって状況証拠は揃ってるのに物的証拠がないからそれを探りつつ自供を促す心理ゲーム的な話だと思い込んでた。バッファロービルって誰やねんと違和感を抱きつつ観てたら、途中から思ってた話と違うことに気づいたしなんなら初見だったと気づいて困惑した。思い込みってスゴい!
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