Eirain

羊たちの沈黙のEirainのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.6
言わずと知れたサイコ・サスペンスの名作。ふと観直したくなり、人生何度目かの鑑賞。

若い女性が次々と殺害され、その生皮を剝がされるという猟奇殺人事件が発生する。犯人は"バッファロー・ビル"と呼ばれ、世間を震撼させていた。FBIアカデミーの実習生であるクラリスは、FBIのクロフォード捜査官の任を受け、"バッファロー・ビル"の犯人像を掴むための心理分析を元精神科医のとある囚人に依頼するため、収監されている精神病院へと向かう。その囚人の名は―――「ハンニバル・レクター」。

改めて観直したが、やはりシナリオが特に秀逸という感じではなく、ダブル主演のジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスの演技が素晴らしいという感想となった。ジョディ・フォスターの実習生らしい初々しいリアクション、アンソニー・ホプキンスによるサイコパスの語り、これらが作品の大部分を支えていると言っても過言ではない(異論認)。
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