このレビューはネタバレを含みます
DNAを操作し、新たな生物を作り、それらを医療に転用するというのが、本来の趣旨であった。若い夫婦は二人で遺伝子操作による新生物の生成に勤しんでいた。
だが、ある時、研究所の縮小をトップダウンで指示される。これにより、夫婦の求めていた新生物に人類の遺伝子を加えるという悪魔的な実験は実現しなかった。
かのように思われたが、研究者の女は自らの遺伝子を新生物に結合し、新たな人類を生成したのである。
その生物は尻尾に毒針を持ち、自在に手足や肉体を変形させ、翼を持ち、人間と同様に生殖した。
物語は結局のところ身勝手に作った新生物により多くの人命が失われ、最終的に作り上げた人間の手により殺されるまでを描いている。
うーん。
なんというか、なんだったのだろうかと思う。
お笑いにもなっていないし、内容としてもチープなものだ。