MARUKO

メリー・ポピンズのMARUKOのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
4.5
パレードで踊ってるメリーとかペンギンしかみたことないもんだから、正直舐めてた部分があった。
でも、素直にとってもいい作品だった。
調べたら当時アカデミー賞13部門ノミの無双だったそうで、そりゃなめたらいけないわな笑。

全部かわいい。かわいいって言葉がぴったりの作品。
よく合成させようと思い立ってくれた!ディズニーアニメの動物はほんとに魅力的。
最近CGに頼りきってて、心が離れつつあるディズニー映画。でもこれを観て、ディズニーこんなことできたんだ!って。って言うよりもう一回こんな魔法見せてよ!って。(それがリターンズであることを祈る…)
今観ると表現に制限があるようにも見えるけど、その中での想像力と工夫がキラッと輝いて素晴らしかった。当時は驚きに満ちてただろうな。

リターンズが作られたのは、改めてこの作品を、今観てもらうことに価値があるからではないかな~とも思うくらい。むしろ今の時代にささるメッセージ。
たった2ペンスをどう使うことが、あなたにとって幸せか。
家族の幸せは?

耳にしたことのあるあの曲が、こんなに素敵な曲だとは知らなかった。曲の印象が今までとまるで変わった。初めて自分の中で名曲に変わった。
のどを通すのが辛いほど生きづらい世界に、スプーン一杯の砂糖を。


p.s.メリーポピンズちょーかわいい。ミュージカルも曲も撮影もとっても魅力的。
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