MARUKO

シカゴのMARUKOのレビュー・感想・評価

シカゴ(2002年製作の映画)
5.0
超・完・成・度っっ!!
って感じ笑
これは単なるミュージカル映画ではなく、
"ミュージカル×映画"

両立させて融合させて、それらをこのクオリティで。
生のミュージカルの臨場感は何物にも替え難いけど、映画は世界観を作る上では最高峰だと思う。この作品はどっちの良さもお互いのアシストで昇華し合えてる。映画館で観たい〜。
ミュージカルパートはもうガチだし、演出のクオリティが高すぎる。個人的にマリオネットダンスがツボで、演技・メイク・ライティングの組み合わせで、こんなことできるんだ!って感動。
映画もミュージカルも、どっちもモノホン!

オープニングで、映画にしかできない映画ならではの演出がチラッと入ってると思うんだけど、これがストーリーに"深み"を出すとともに、ラストダンスに"含み"をプラスしてるように見える。あれ?これ"どっち"なんだろう?って。
一個のスパイスが何重にも膨らむ、映画のいいとこ・面白いとこだなと感じる。

女の意地って怖!!!笑
これをジャジーに華やかに描くって、こんなにシックで魅力的な皮肉ってあるんだね。
死が輝く狂った街、狂った時代。
刑務所入って一人前よ!と言わんばかり。ギャングやん笑

そして、そうそう!"撮られるまでがワンセット!!"完璧だね。

p.s.2人とも脚長くてキレイ過ぎる
MARUKO

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