Yukiko

アンタッチャブルのYukikoのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
4.5
2020年2月20日
『アンタッチャブル』  1987年制作
監督、ブライアン・デ・パルマ。
他の監督作品の『カリートの道』
『ミッション・インポッシブル』が良かった。

1920年代から30年代初期、アメリカ。
禁酒法時代のシカゴ。
アル・カポネ(ロバート・デ・ニーロ)は酒の密造や
密輸で莫大な利益を上げていた。
そこへ、政府は財務省からエリオット・ネス(ケヴィン・
コスナー)捜査官を派遣する。
しかし、アル・カポネ率いるギャング達は、地元の警察や
裁判所を買収していた為に、捜査情報は筒抜けだった。
エリオットは警官ジム・マローン(ショーン・コネリー)
に「警官の仕事は手柄を立てる事ではなく、無事に家に
帰る事だ」と教えられる。
このジムを仲間に入れ、新米のジョージ・ストーン
(アンディ・ガルシア)、財務省から応援にきた簿記係の
オスカー・ウォレスと四人の仲間が揃う。



捜査チームの主任捜査官だった エリオット・ネスの自伝を
元にしているとのこと。

ケヴィン・コスナーさんの格好良さ!
シャープで、キリッとしていて捜査官らしい。

アンディ・ガルシアさんは甘いお顔で台詞少なめ。
拳銃使いが上手い新任警察官と言う役どころを上手く
演じている。

ショーン・コネリーさん、おぉ!007!!
体格良く、渋く格好良く、ただ者ではない雰囲気あり。
アカデミー賞助演男優賞をこの役で受賞したのも頷ける。

そしてカポネ役のロバート・デ・ニーロさんは流石の
存在感。
じっとしていても雰囲気漂う。
暗黒街のボスで、アクの強い役をよく演じている。
もうちょっと出番があったらな、と思った。

エリオットの妻役がパトリシア・クラークソンさん、
エリオットと二人だけの場面ではアップで、夢見る
ような、ボワッと霞がかかったような甘く感じる
ような撮り方に魅入った。

ラストの駅の階段場面は迫力あったねぇ!
アンディ・ガルシアさんとケヴィン・コスナーさんの
見せ場!

ギャング映画は好きではないけれど、これは別格。
ギャング時代の設定で、俳優陣の演技を魅せる映画。
素晴らしい❤
Yukiko

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