黄推しバナナ

シャーク・ナイトの黄推しバナナのレビュー・感想・評価

シャーク・ナイト(2011年製作の映画)
3.0
監督 : デヴィッド・R・エリスによるサメパニック映画。

アルバトロスのサメパニック物と比べ予算がある分、カメラアングル、演出、サメのCGなどスタイリッシュでワンランク上を行っているが…色々な作品の良いとこ取りをしすぎて脚本が空中分解…

惜しい…
実に惜しい…

チュレーン大学の、
ニック(ダスティン・ミリガン)
ゴードン(ジョエル・デヴィッド・ムーア)
マリク(シンカ・ウォールズ)
ブレイク(クリス・ジルカ)
サラ(サラ・パクストン)
マヤ(アリッサ・ディアス)
ベス(キャサリン・マクフィー)
浮かれ気分の7人のパリピ達、深い緑に囲まれた美しいクロスビー湖に車でバカンスに訪れる。この時点で「13日の金曜日」の展開だ。
目的地の途中に「bait shop 餌屋」に立ち寄った際、
デニス(クリス・カーマック)
レッド(ジョシュア・レナード)
にちょっかいを出される。
船乗り場で「ボート」に乗り換えサラの孤島の別荘へ。ボートのスピード出し過ぎでグレッグ保安官(ドナル・ローグ)の乗る海上保安官艇にサイレンを鳴らされちょっかいを出される。この時点で「悪魔のいけにえ」の展開だ。
湖でウェイクボードを楽しむマリクであったがサメに腕を食いちぎられる。この時点で「ジョーズ」の展開。

離れた孤島
周りは塩水湖
携帯は通じない
塩水にいるはずのないサメ
46種類に及ぶ獰猛なサメ
イカれたデニス、レッド、グレッグ保安官
来るなと言ったのに無理やり来て死ぬ展開
サメにやられるボート
サメに腕を食いちぎられて瀕死状態のマリク
ベットに横になって安静にしておかないと死んでしまうマリク
彼女がサメにやられた事をしり元気いっぱいのマリク
彼女の敵を取るためサメと戦うマリク
水上オートバイクがあるのにデニス、レッドのボートに助けを求める
バカなパリピ
中途半端な残酷なショー
ケーブルテレビで流して荒稼ぎ
46種類サメがクロスビー湖にいるはずが出てくるのは…
オオメジロザメ
シュモクザメ
ダルマザメ
イタチザメ
ホオジロザメ
5種類…
エンドロール後ラップ…
えっ…
医者志望のガリ勉デニス無双
強すぎ…

もう少しオマージュ作品を1つに絞って脚本を練れば良いものができた可能性がある。

チュレーン大学の校庭の映像やクロスビー湖に行くまでの車の道のり映像、クロスビー湖の澄んだ映像などなど映像美は光るものがあった。

余談ですが、
デヴィッド・R・エリス監督、「ホラー」「サスペンス」では無く。ストレートな「青春」「ヒューマン」「ラブストーリー」を作った方が良いのでは。

①鑑賞年齢30代
②心に余裕鑑賞なし
③思い出補正なし
④記憶明確
黄推しバナナ

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