しろくま

ねこタクシーのしろくまのレビュー・感想・評価

ねこタクシー(2010年製作の映画)
3.2
《タクシーあるある🚖》
〝ナビって案外馬鹿よ。さっきからピコピコ押してるけど、そんなに押したって無理だって。どんどん遠くなっているんですけど…。道知らないのに何で小道に入るかな。運転手さん新人?〟

タクシードライバーなのに道が覚えられずナビ頼り。その上、人づき合いが苦手で客との会話も弾まないから、会社のドライバーランキングはいつも最下位の間瀬垣勤(カンニング竹山)。そんなダメダメ中年運転手が、三毛猫の御子神さんと出会ったことで、前向きに変わっていく話なんだけど、これって、無職の中年ニートの二郎ちゃんが愛犬一郎との触れ合いを通して、引きこもりから脱出していく〝マメシバ〟シリーズと設定が似ているなあと思ったら、スタッフがほぼ一緒という、二匹目のどじょう作戦?

ドラマと映画のクロスオーバーって言うのも一緒なんだけど、本作では茶色の猫の〝こむぎ〟が増えていて、マルチバースな展開。先行のドラマ版は本サイトで3.9の高評価なのに、映画版はそこまでじゃないのは総集編みたいに詰め込み過ぎたからかな。

会話が続かないから、猫に頼るのはどうかと思うけど、御子神さんやこむぎがいたらきっと癒されるだろうなあっていう位に可愛いので〝ねこタクシー〟乗ってみたい派だね。

視聴メモ:2023.03.30/063/GYAO
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