シリーズ第31作目。
今作は都はるみ演じる大人気演歌歌手の京はるみが仕事を放り出し逃げたところを寅さんと出会い佐渡島を旅するというもの。
当時も大スターだった都はるみが等身大な役柄ということが面白い。
仕事と私生活の葛藤を悩み、大スターだと最初は気付かない寅さんにそれを打ち明ける姿がツライ。
大スターなりの悩みが本当にあるんだろうなと思ってしまう。
そんな彼女に精一杯の言葉を投げかける寅さんの哀愁が切なくなりますねぇ。
満男の運動会のくだりは笑えました。
おじさんがあんな応援で来たら確かに嫌だわ(笑)