男はつらいよ 旅と女と寅次郎の作品情報・感想・評価

「男はつらいよ 旅と女と寅次郎」に投稿された感想・評価

国領町

国領町の感想・評価

3.0
「男はつらいよ」シリーズの第31作 マドンナ/都はるみ

港で出会った娘とひょんなことから漁船に乗って佐渡島へ渡ることになった。民宿に泊まり佐渡の風光を楽しむ日々。
思い悩む娘は気ままな寅さんの旅暮らしに憧れる。
彼女は京はるみという有名な演歌歌手、旅公演の途中に失踪していたのだ。

『車寅次郎は、どんなに遠い旅の下でも
 はるみさんの幸せを祈っていますと、そう伝えてくれ』
“なんで年寄りは演歌を聴くの?”というのは、子ども時代に誰もが感じる疑問だと思うが、僕自身も歳を重ねるに連れて演歌や歌謡曲が間違いなく心に染み入るようになってきているのは日本人のDNAに組み込まれている情報故なのでしょうか。
今回はガッツリ歌手「都はるみ」そのものがマドンナの異色の回。
やはり歌の力って偉大だなと実感。
そしてどんなときでも人情を忘れない寅さん、僕も見習いたいと思います。
地味に北林谷栄さんのババアっぷりに感動。
今夜も演歌を肴に、日本酒を呑みたいと思います。



三十一作目
マドンナ:都はるみ
ロケ地:北海道(羊蹄山)、新潟県(佐渡島)
シリーズ31作目。

都はるみさん演じる国民的歌手がとらやに訪れた時のタコ社長含めた浮かれ方、大きくなってきた満男の運動会のくだりも寅さんらしくて良いなぁ。
はち

はちの感想・評価

4.5
細川たかしの贅沢づかい!

都(劇中では京)はるみさんが、寅さんの家に訪ねてきた時の寅さんの眼差しが切なすぎて、胸が痛い。

静かな恋。
あの人は子どもが重石になったんだな。
人間誰しも重しを持たなきゃダメなんだ。重しがないやつはふわふわふわふわしてダメだ。

おいちゃんのこの言葉が胸にずしりと重くのっかったら儲けもん。
マドンナ=都はるみ

今回は都はるみのマドンナが許せるか許せないかで評価が分かれそう。
自分はとてもいいと思いましたよ。
運動会騒動も笑わせてもらいました。
そしていつものように恋に破れた寅さん、相変わらず粋でいなせでカッコいいです。
shoarima

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3.3
老若男女がキャーキャーいうような大歌手の(都はるみ扮する)京はるみとも知らず寅さんは恋をしてしまいます。マドンナが本職の歌手の回ってあるのかな。(アイドルは除く)

てか新潟から佐渡まで漁船で渡しとは、遠すぎやしないか。2時間くらいはかかるでしょう。

寅さんはどうしてこうも恋が下手なんでしょうか。どうしてももう少しのところでマドンナに相手ができてしまう。もはや様式美なのだけれど。
terusuk

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4.0
国民的歌手である、都はるみがほぼ本人役で登場する、男はつらいよ版ローマの休日。

少し喉を鳴らすだけでも只者ではないとすぐに分かる、都はるみの、あのコブシ。

当時は「普通のおばさんになりたい」として衝撃的な歌手休業宣言をする直前。

さながら、前作に続いて現実とオーバーラップしてしまうという、一種の超常現象的、啓示的な作品となってしまっている。

話自体は通常営業だが、都はるみを登場させたことがこの作品の全て。
渥美清の息抜きのために存在したような作品かも知れない。
wakamiend

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3.0
都はるみが地味。スター感なし。
唄はうまい。

運動会のオチはなかなかの展開だ。感心しました。

木の葉のこ。いまなにしてるのかな。藤岡琢也桜井センリベンガル、芸能プロらしくて良かった。

ひさびさに源ちゃんとも絡んだ。
菩薩

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3.9
シリーズ31作目、マドンナ:都はるみ。

満男の運動会に仕事の都合で行けなくなった博の代わりに、俺が出てやると意気揚々とパン食い競争の練習なんぞを始める寅さんであったが、当然来られる身からすると…言いにくいが若干迷惑なのであり…といつもの様に言い争いになり飛び出す寅さん、「必ず一等賞とれよ。」となけなしの500円札を包んだメモを見ながら、おじさんの優しさに気づく満男の演技が光る。マドンナとの出会いは船着場、失恋の痛手に耐え兼ね日常から飛び出した歌姫と少しばかりの逃避行、渡る先は佐渡島、金が眠るこの島で、寅の恋心までも輝き出す。そんな束の間の旅もやがて終わり、1人大きな穴を空けて柴又に帰る寅さん、それでも寅さん、やっぱり泥棒はいけないよ(笑)そんな寅さんの元に再び舞い降りる歌姫、しかしもたらされる悲しい知らせ、でもきっと、寅さんは自分が助け舟になれたのならばそれでいいと、満足できないながらも納得しているのだと思う。博と桜が足を運んだリサイタルで、寅さんの優しさと思い出に浸り語り出すはるみ、寅さん、あなたの優しさは、しっかり届いていますよと涙。