マッサージ屋2号店

バリー・シール/アメリカをはめた男のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

4.0
『ジャンパー』ダグ・リーマン監督作品。
CIAの仕事をしながら違法の仕事もこなした天才パイロットの物語。

トム・クルーズ主演作品のわりには地味に当時上映されてたのは覚えています。
私も思いっきり劇場鑑賞はスルーしまして今回初鑑賞。

バリー・シールという人物は1970年代後半から実際に裏の仕事をこなしていたらしい。
飛行機の操縦技術を買われCIAにスカウトされて、と同時に麻薬密輸をして大稼ぎしたという流れ。
CIA云々は実際はどうなのか分からないみたいですけど。

かなりディープなお話なのですがトム・クルーズの明るい雰囲気な演出で決して暗い話にはなっていない。
普通に航空会社で働くよりカネは稼げたけど常に生か?死か?で暮らすのはキツイ。

サブタイトルの『アメリカをはめた男』は逆に“はめられた”とも取れる。
まぁ良い思いはしたし何とも言えないが…。
真っ当に生きるのが一番だと思えたかな。
映画としては面白い話でした。