kaito

いまを生きるのkaitoのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.9
かなり大満足の映画だった。
やはり昔の映画にしか持ってない味というものはあることは確かみたいだ。

あらすじを簡単に言えば
1人の教師とその教師によって変わっていく生徒たちの話。

まあ日本ドラマや日本映画でもよくありがちな題材ではあるんだけど、今まで観た映画で1番心を動かされた気がする。他のドラマや映画だと、作品の中で成長していく子供をただ見守るだけになってしまうわけだが、なんだろう。
「いまを生きる」では、自分も彼らと共に成長できている感覚があった。一般的に映画は娯楽であると考えられているが、それと同時に多くを学べる教養であると思う。まさにこの映画は「それ」だった。

映画の中で、子供たちはそれぞれに悩みを抱えているわけだけど、それ結構リアルに感じ取れて映画にのめり込む大きな理由だったと思う。映画を終えた時は、自然と微笑みが生まれるくらい好きな映画になった。

今後生きていく中で、大事にしていきたい映画であることには間違いない。
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