医者の夫と小説家の妻。
カメラマンの青年と不良少女。
無関係の人々が、徐々につながりを見せていくストーリー。
へーってぐらい話の展開が大したことがないんだけど、最後にあちゃーってなりました。
うん、そうね。
確かに無我夢中に?もしくは大事なことから目をそらして生きていると、どんどん綻びていくことに気がつかないもの。
そもそも理解し合えているという誤解はどこから生まれるんだろう?
すでに壊れている関係は第3者目線だとすぐわかるのになあ・・・
都会の無機質な人間関係は1986年の台湾でもすでにそうであったということがわかります。
はっとするほど美しいショットが多いのは、さすがエドワード・ヤン。
あのラストの意味はなんだろうとずっと考えてしまいました。