きんぽうげ

恐怖分子のきんぽうげのネタバレレビュー・内容・結末

恐怖分子(1986年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

やはり、以前、観た事のある作品であった。やはり、エドワード-ヤンのタッチは面白い。
「クーリンチェ少年殺人事件」の雰囲気なんだなこれが。何とも言えないタッチである。謎が多いところ?繋がり具合?いくつかのストーリーを結びつける鍵となるものは謎なのだろうか?
謎のハーフの女の子の意味合いというのは?ラストに繋がったか、夢の中?
モンタージュの手法をうまく使っている。想像力を膨らませてくれる。
写真を撮る男がここにも現れる。事件の現場の写真というのは、緊張感が、最も高いレベルで繰り広げられるに違いない。まさに、それこそが一枚の写真の命に関わる部分である。
手法としての、色々の場面を繋ぎ合わせるのは、観る側に参加するという意識を持たせるのに有効である。だが、偶然が、わざとらしい印象になる場合も考えられる。現にこの作品にも、あった。
犯罪の意味合いをどう捕らえているかである。.....考えるという行為。
きんぽうげ

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