YasuhitoArai

黄色の部屋のYasuhitoAraiのレビュー・感想・評価

黄色の部屋(1930年製作の映画)
3.7
マルセル・レルビエ監督作品。
高名な科学者スタンジェルソンの令嬢が結婚式を間近に控えていたが、屋敷の密室で令嬢が襲われる事件が発生し・・・という話。

密室での事件の仕組み、犯人は誰か、令嬢が犯人を隠すのは何故かというミステリー。最後になってオチが分かるけど、観客が当てることは先ず無理。ぶっ飛んだ展開をしていく。

ミステリーだけど、ルネ・クレールみたいな明るい感じ。新聞記者の主人公がいろんなものを飛び越えていくので面白い。盗み聞きのとぼけ方がアクロバティックで笑った。
犯人が令嬢を襲おうとするサスペンスシーンで無音にするのが上手い。
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