びっくりするくらいつまらなかった…
全ての面においてお粗末
まるで日本の土曜ワイド劇場を見ているかのようだった…
脚本もどうすれば、あんなに陳腐にできるのか…
ストーリーの展開も中途半端だし、ラストも無理矢理感が否めない
要はこの手の作品は、主演のリタ・ヘイワースを拝めればいいわけで、自分もその１人だけど、これじゃ、演じたリタがかわいそうすぎる
トリニダード・トバゴでダンサーとして踊るクリスの売れない画家の夫の死体が見つかり、自殺か他殺かを調べるために、地元警察に操られ、一緒に捜査していこうとする矢先、夫の兄・スティーヴがシカゴからやってきて、巻き込まれていくといったストーリー
ね？まるで、土曜ワイド劇場でしょ？
こんなにもつまらない作品だけど、唯一の見どころはオープニングと後半のリタのダンスが２回観られるといったところ
しかし、どう見ても、ギルダの二番煎じにしか見えない
いや、決して、リタは悪くない！
500%悪くない、念のため
ただ、ギルダでのあのダンスが有名になりすぎてしまい、リタ・ヘイワース＝ギルダ＝あのダンスというイメージがついてしまい、今回もその流れで製作陣に踊らされてる感がどうも否めなかったのだ…
また、個人的にどうにもこうにも、顔が苦手で直視できないグレン・フォードも弟が殺されたとはいえ、お節介に勝手に捜査し始めるし、こちらも土曜ワイド劇場感が否めなかった…
結局、クリスの夫がはっきりとは示さないが、誰に殺されたかはよくわかったけど、なぜ殺されたのか肝心の動機がよくわからないまま終わってしまったし、あの手紙も結局誰が書いて、スティーヴの送ったのかも不明
肝心なことをうやむやにしたまま、気づいたら、終わっていて、完全不完全燃焼でした…
