びびし

127時間のびびしのネタバレレビュー・内容・結末

127時間(2010年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

前半はふざけた編集やカメラワークにげんなりした、監督が実験的に撮ったテキトー映画だと思った、

楽観視していた主人公が死を覚悟し、その先に「生きる」を選択する(観ていて痛かった、特にあの音)、それが映像にも現れていて前半のアホみたいなカメラワークも若干納得

ずっと主人公目線でしかもほぼ何も起こらないので退屈ではあるが(故にカメラワークで遊んだんだろうが)、最初の女の子の出会いからパーティーに来ない、捜索する、みたいな伏線じゃなくて良かった、現実はそう甘くない

夢や妄想のシーンのあるある多数、雨が降ったり、それで都合よく脱出できたり、なかでも夢の中で助けを求めようにも声が出ないのは凄く共感できた、声を振り絞って助けを求めるシーンで現実だと分かり感動した、

自業自得とはいえ良い映画でした
びびし

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