このレビューはネタバレを含みます
ストーリー自体は、岩に腕を挟まれ身動きが取れなくなり、腕を切り落として九死に一生を得るというそれだけのもの。それをどう90分の映画にするか。
実話が元になっているだけあって、なにか突飛な展開は起こらないだろうと考えていたが、幻覚や妄想を取り入れることよって、内容は見事にドラマチックになっていた。
ただ少し、無理やり引き伸ばした感は否めなかった。
腕を切る時の痛みを、ノイズで表現していたのがすごく良かった。こっちまで痛みが伝わってくるようだった。
全体的に音楽は良かった。