チョマサ

突然炎のごとくのチョマサのレビュー・感想・評価

突然炎のごとく(1961年製作の映画)
4.0
初見で感じたことが、やたらグイグイと物語が進行していく。
ナレーションに的確な説明のカットでジュールとジムの友情や仲の良さを見せていくし、騙り口がポップで観ていて楽しい。
ジャンヌ・モローの表情を一瞬一瞬、画面を止めて見せるところや、カトリーヌが男装して三人が橋を走っていく場面がかなりかわいい。

そこから愛の探求なのか知らないが、ジムとジュールがカトリーヌを互いに交換して理想の結婚や愛を手に入れようともがくのは、かなり残酷。ラストなんかカトリーヌにジュールが捕えられたみたいで、ちょっと怖かった。

解説を聞こうと思うけど、トリュフォーのインタビューも読みたい。
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