すがわら

劇場版 虫皇帝のすがわらのレビュー・感想・評価

劇場版 虫皇帝(2009年製作の映画)
5.0
 カブトムシやクワガタを筆頭とする「昆虫軍」とサソリやタランチュラを筆頭とする「毒虫軍」が世紀のデスマッチ!
その様子をデジカメで捉えた実況ドキュメンタリー映画。

 血湧き肉躍るという慣用表現があるけれど、この映画ではマジで虫達の体から血が湧き出し肉片が踊り散らかしている。凄まじい迫力。

 虫達が戦いの中で顔や腹を裂かれたり、手足をもがれたりするわけですが、これが結構堪らない。特にカブトムシvsダイオウサソリが滅茶苦茶良くて、カブトムシは序盤で頭部の大部分を切り落とされてしまいます。右目しか残ってないカブトムシがその切断面から白濁色の臓物をポロポロ落としながらサソリに突撃するシーンは超アツい。と同時にちょっとエロかった。
これはロボットアニメ最終回における主人公ロボの欠損に似たフェティッシュを感じた。
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