デイジーベル

フェノミナのデイジーベルのレビュー・感想・評価

フェノミナ(1985年製作の映画)
3.7
美少女×ゴア描写(グロ描写)×ダリオアルジェント=快作(怪作)

夢遊病で、虫と交信出来る特殊能力を持つヒロインが酷い目に遭いつつも、殺人事件の犯人を捜す…というストーリー。

本作は個人的には虫が苦手でも見れる作品だった。(※個人的な感想であって、トラウマになっても責任は持てません)

突っ込みどころや、謎で終わる部分があるのは相変わらずだが、ご愛嬌。それらも全て世界観、雰囲気、恐怖要素だと思えば気にならなくもない。

美しいジェニファーコネリーが、″ウジまみれ″、″血まみれ″、″泥まみれ″になりながらも奮闘するお姿には賞賛を送らずにはいられないでしょう。(有名なプールのシーンは特に凄い)
殺人鬼の武器にも意外性がある。

ちなみに、序盤で殺される女の子は監督の実娘らしい…。(この作品がデビュー作になるのかな?)

虫のグロさ(しかも本物)と少女の美しさ(しかも酷い目に合う)では、未だトップを走り続けているこの作品。
(今思えば、美少女が″酷い目に合う″という先駆け的な作品かも知れない。)


チンパンジー繋がりで次はモンキーシャインでも見ようか…と思うような、思わないような…