科学者の主人公のエリーはある日、ヴェガからの電波信号をキャッチした。長年の努力が功を奏したのだ。上司に予算を削られたり、長年キャッチできなかったりしても諦めなかったおかげだ。そこには、政府の宗教顧問パーマーの支えもあった。
その電波信号は、宇宙船の設計図だった。
彼女は色んな衝突を繰り返しながら、その設計図通りに造られた乗り物で、ヴェガを目指すことになる。
私は、こんなにも宗教、もっと具体的にいうと神について言及しているsf映画は初めて見たのでかなり新鮮だった。
マシューマコノヒー…。インターステラー では地球から娘を残してさる父が昔は恋人を見送った宗教家ってのが面白い笑
戦闘シーンは無いものの、ストーリーが面白くセリフのセンスがずば抜けていて、最後まで目を離せなかった。
この映画では宇宙の広さ、そして偉大さを感じることができて最高だ。大事な人を亡くしたエリーが宇宙に返事を求める姿はとても切なくかわいそうで見てられない。だが、その人に(中身は違うけど)彼女が出会えたとき、思わず嗚咽してしまった。彼女が出会った星たち、銀河たちはなんて美しいのだろう。パーマーは空を見上げたときそこに神を感じたと言っていたが、宇宙にはこういうものが存在するからそう感じたのだろう。
メリーが神を信じているかは疑問だが。
少なくとも、1パーセントは信じているかもしれないと自分は思った。
