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若草物語のKUBOのレビュー・感想・評価

若草物語(1949年製作の映画)
3.8
日本ではまだ一般公開前ですが、アカデミー賞の候補にもなっていた『ストーリー・オブ・マイ・ライフ わたしの若草物語』がとてもよかったので、旧作のクラシックスを比較したくて鑑賞。

『若草物語』は何度も映画化されているけど、これが一番有名なやつなんだろうな。

本作では、主役は差し置いて、当時17歳のエリザベス・テイラーの美しいこと、美しいこと! 本作公開の1949年はちょうどディズニーの『シンデレラ』が公開された年でもあるんだが、エリザベス・テイラーの美しさは完璧すぎてディズニープリンセスのよう! 学校で怒られるシーンなんかもあるが、こんな早熟で美しい生徒がいたら先生も困るだろうなぁ。

お話は『若草物語』なんだからおもしろいに決まってるんだけど、新しくリメイクされた『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』との違いを挙げれば、一番は、本作ではエリザベス・テイラーが演じているエイミーの出番が少ないこと。

『ストーリー〜』では、本作ではスルーされているエイミーとローリーのヨーロッパでのシーンに結構時間が割かれており、ジョーとの三角関係をもっと強調している。『ストーリー〜』ではローリーをティモシー・シャラメが演じているので、ここに焦点を当ててきてたんだろうな。

名作だけあって、これはこれで完璧なんだけど、新作『ストーリー・オブ・マイ・ライフ』もシアーシャ・ローナン、エマ・ワトソン、フローレンス・ビュー、ティモシー・シャラメと注目の俳優ずらっと出てるし、やっと公開日が6月12日に決まったようなので、ぜひ見てみてください。超オススメですよ〜!


*本作での謎の英語。驚いた時に “Christopher Columbus! “って何度も言ってた。どうも品のない言い方みたいだったけど、当時はこんな表現があったのね。知らなかった〜!
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