ロビンソン

世代のロビンソンのレビュー・感想・評価

世代(1954年製作の映画)
3.3
同監督の「灰とダイヤモンド」が観たくて調べてみると、この作品と「地下水道」の3本で「抵抗三部作」と呼ばれているらしく、せっかくなら全部観ようとまずはこの作品を鑑賞。

この映画を観る前は時代背景を知っておく必要があった。ちょっとわからないところとかあって。私は高校のときは日本史だったからー!と言い訳笑

ポーランドっていう国自体がソ連とドイツに挟まれていて、同じポーランド人でも色々な考え方の人がいた。主人公はドイツ兵と闘うと決めて仲間と協力。
って感じですかね~(* ̄∇ ̄)ノ
とりあえずこんだけ分かればこの映画は理解できる。笑

しかし顔の判別がつかずちょっとん~ってなった笑
螺旋階段のシーンは観いってしまったし、最後の希望のある終わり方がグッとくる。
未来に対する不安は今の学生の私とは違う不安。だって国同士の戦いなんてどうなるかなんてわからないでしょ。

30歳くらいでこんな切り口の映画を撮るってすごいな。あと残り2作の期待値が俄然上がってしまう。
あ、あとロマン・ポランスキーさんが監督ではなく俳優として出演していらっしゃいます(・∀・)