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豪傑児雷也の79のレビュー・感想・評価

豪傑児雷也(1921年製作の映画)
2.0
ほうほう、牧野省三…
今、ゼミで取り組んでいる日本映画史研究の一環で鑑賞。ユーチューブでみれます。ユーチューブで。

1921年の作品ということで、演劇的映画からはマシになった方だと思いますが!!それでも、当時指摘されていた内容的・技術的改善点は幾つかありますなぁ。
メリエスを範したトリック撮影が機転の立ち回りが見所のよう。目玉の松ちゃんの愛称でスターデビューする尾上松之助が登場します。
現代に公開していれば、間違いなくつまらなく、うそだろ〜っていうほど、刀を避ける避ける。スキがありありにもかかわらず、傷一つ負わないままめちゃめちゃ強いやつという設定。ええそうです、チャンバラです。

ところがどっこい、これが実はカエルなんですな。カエルが人間に化けてて、人間として戦ってると、突然カエルになるんですな。しかも、人を食べるカエルなんですな。
で、違う強いやつと戦うと、こいつがまたヘビなんですな。ヘビvsカエルからの人間vs人間になったりと、とにかく能の舞のような立ち回りで剣を振りかざし戦います。アクションとはとても言えない笑

記念すべきmark300本目がコレ…笑
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