jonajona

20世紀少年<第2章> 最後の希望のjonajonaのレビュー・感想・評価

3.3
監獄を脱獄した豊川悦二が目の当たりにしたのはハイテク技術を駆使し昭和時代に逆行したなんちゃって東京の姿だった…!
自分たちはテロリストの汚名を着せられ、『ともだち』はその後世界を変えたのだ。かくして『ともだち』打倒のため、かつての仲間たちとを見つけようとするが…

一作目の日常をじわじわ怪しくてキナ臭い奴らが侵食してくるワクワク感はもうなくて、ともだちに征服された日本のディストピア感が今回の魅力…のはずだけど、正直あまり響かず。佐藤二朗が怖いやつやってて結構好き。やっぱり昭和の過去を振り返るシーンが魅力的だな。友達ってだれなんだろう?とまだこの頃は無邪気に楽しむ余裕があったが、今作のラストでの『お前…あいつか!?』というヒントも掴ませない姿勢を見て大人って汚ねぇ…とかなり萎えて割とどうでもよくなった。
でも友達曰く、僕は映画館で(6人くらいで行ったかな)1人座席に背をつけず前のめりになってみてたらしい。笑
jonajona

jonajona