クモ怪人

マイ・レフトフットのクモ怪人のレビュー・感想・評価

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)
3.5
今夜、デートしないか?
クリスティ・ブラウンが女子を口説く。脳性麻痺の画家であり、作家であり、ポエマーでもある。左足しか動かすことができない。

アイルランドで22人兄弟の10番目に生まれたクリスティ・ブラウンの伝記を映画化する。演じるのは大英帝国のデ・ニーロことダニエル・デイ=ルイスだ。2019年現在、アカデミー主演男優賞を3回受賞している唯一の役者だ。

本当に脳性麻痺の方にしか見えない。撮影中は左足だけしか使わず車椅子に座ったまま生活したらしい。役にのめり込む情熱が凄すぎる。

生まれ持った不幸に立ち向かい、力強い生き様を魅せる。女子も遠慮なく口説きまくる。この作品は見逃せない。観ないとクリスティの黄金の左足が火を吹くぜっ、バッキャローッ!
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