綾

ポカホンタスの綾のレビュー・感想・評価

ポカホンタス(1995年製作の映画)
5.0
あああああ…
はちゃめちゃに良かった… なにこれ…

大人になって改めて観る…というより、ほとんど初めて観た、ポカホンタス。
もうはちゃめちゃに良かった。胸がいっぱい。堪らない。

やっぱり Color of the Wind が名曲すぎます。
メロディも歌詞も完璧。全身の隅々まで感動が行き渡って、たっぷりと満たされる。
文明を生きる私たちが忘れかけた大自然への賛歌であり、“異なる価値観”を想像し、認め合うための架け橋となる歌。本当に好き。

人間同士の争いは、総督のような単純悪だけが生み出すものじゃない。
無知や誤解、そこから生じる憎しみ、怒り、想像力の欠如、そして哀しいことに、仲間を守る思いだって、“部外者” への敵視に繋がってしまう。ココアムとトーマスの運命の交わり方がなんとも哀しい。

だからこそ、ミーコとパーシーの友情、ポカホンタスに寄り添うパーシーの姿に全私が泣いた。(犬好きのせいでもある)
ほんとうに、人と人が分かり合うことは、こんなふうにシンプルなことなんだよなぁ。

ラストも鳥肌が立つほどぐっときた。
Color of the Wind の壮大さも相まって… 素晴らしすぎました。

ああ 胸がいっぱい。また観よう。
ディズニー様は本当に凄い。一生付いていきます。
綾